外科このページを印刷する - 外科

外科

霞ヶ浦医療センター外科の常勤医および非常勤医はそれぞれが専門分野を持ち、結束は固く、他職種の職員と共に最善のチーム医療を提供しています。当院外科の常勤医が2024年7月1日より不在となります。外来は2024年4月1日以降、非常勤医師により月(午後)、水(午前)、木(午前)、金(午前)に行います。ヘルニア外来につきましては、2024年4月1日以降は水曜日の岡﨑医師の外来で継続いたします。

担当医師

岡﨑 雅也  非常勤医師

 資格

  外科専門医・指導医
  消化器外科専門医・指導医
  消化器内視鏡専門医
  消化器がん外科治療認定医
  茨城ヘルニア研究会世話人

 専門分野

  消化器外科、一般外科
 

小田 ちぐさ  非常勤医師

 

 

土井 愛美  非常勤医師

 

 

榎本 剛史  非常勤医師

 

 

中橋 宏充  非常勤医師

 

 

影山 隆久  非常勤医師

 資格

  外科学会専門医
  消化器外科専門医・指導医
  消化器病専門医
  日本消化器検診学会(胃)指導医
  日本肝胆膵外科学会高度技能指導医
  日本がん治療認定医機構暫定教育医
  死体解剖資格
  診療情報管理士

 専門分野

  消化器外科、大腸肛門外科
 

北澤 伸祐  非常勤医師

 

 

坂本 裕昭  非常勤医師

 専門分野

  心臓血管外科

 

外来担当表

診療内容

当科では消化器一般疾患、乳腺・甲状腺疾患を専門とし安心安全で確実な治療を目指しております。
癌治療に対してはガイドラインに沿って治療方針を決定いたします。癌治療は手術だけでなく、化学療法や放射線療法が必要となるケースもあります。胃カメラ、大腸カメラ、超音波検査などの定期的な検査によるフォローアップが重要です。
 
  1. 甲状腺・副甲状腺疾患
    頚部には体の新陳代謝を司るホルモンを分泌する甲状腺及び血中カルシウム濃度を調節する副甲状腺が存在します。これらの臓器に内科的治療抵抗性の機能異常を伴う病変が生じた場合や腫瘍が認められた場合、手術適応となることがあります(当院又は筑波大学附属病院での手術を検討します)。手術を要する副腎疾患については筑波大学附属病院へご紹介する方針としています。

専門外来について

ヘルニア専門外来

【開設日】
 水曜午前

【受付】
 9:00-11:00

【担当医師】
 岡﨑 雅也

 2012年1月から開設しています。対象はそけいヘルニア、大腿ヘルニア、
 腹壁瘢痕ヘルニアなど腹部のヘルニアです。

ヘルニアとは・・・
 最も多くみられるそけいヘルニアは足の付け根(そけい部)がふくらむ病気で、
 腸が出ていることが多いことから脱腸と呼ばれます。

原因は?
 そけいヘルニアは乳幼児から高齢者まで起こりうる病気です。乳幼児は先天性
 (うまれつき)がほとんどですが、成人の場合は足の付け根の 組織(筋肉など)
 が弱くなることが原因です。とくに中年以上の男性で、立ち仕事や重いものを
 持つ機会の多い人が多いと言われています。

治療法は?
 自然に治ることはなく、手術が唯一“治せる”治療法です。放置すると嵌頓
 (かんとん:飛び出した部分が元に戻らなくなること)し、腸が壊死してしまう
 ことがあり、その場合は緊急手術が必要になります。

手術法
 腹腔鏡手術を第一選択術式としております。下腹部大手術の既往や
 全身麻酔が困難な方には鼠径部切開法を行います。

麻酔方法
 全身麻酔で行うことが基本の手術ですが、全身麻酔には一定の危険が伴います。
 全身麻酔のリスクが高いと判断した場合には膨潤局所麻酔という方法を用います。
 この麻酔法は注射でそけい部に麻酔薬を注入する局所麻酔です。そのため肺や
 心臓に与える影響はほとんどなく、手術後、手術室から歩いて部屋に戻ることが
 できます。高齢者や心臓疾患、呼吸器疾患など合併症のある方も安心して手術を
 受けて頂くことができます。ヘルニアで困っている方は気軽に受診して下さい。