ヘルニア外来このページを印刷する - ヘルニア外来

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対象疾患

そけいヘルニア、大腿ヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニア
(腰痛の原因となる椎間板ヘルニアは整形外科疾患で対象外)

<ヘルニアとは>
ヘルニアのなかで最も多くみられるそけいヘルニアは足の付け根(そけい部)が、瘤のようにはれる病気で、腸が出ていることが多いことから俗称 脱腸(だっちょう)といわれております。


<治療法>
自然に治ることはありません。また、有効な薬や運動療法もなく、手術のみが唯一”治せる”治療です。放置すると嵌頓(かんとん:飛び出した部分が元に戻らなくなること)し、腸が壊死してしまう可能性があり、緊急手術が必要になります。

<手術法>
腹腔鏡手術を第一選択術式としております。下腹部大手術の既往や
全身麻酔が困難な方には鼠径部切開法を行います。

<麻酔方法>
全身麻酔で行うことが基本の手術ですが、全身麻酔には一定の危険が伴います。
全身麻酔のリスクが高いと判断した場合には膨潤局所麻酔という方法を用います。
この麻酔法は注射でそけい部に麻酔薬を注入する局所麻酔です。そのため肺や
心臓に与える影響はほとんどなく、手術後、手術室から歩いて部屋に戻ることが
できます。高齢者や心臓疾患、呼吸器疾患など合併症のある方も安心して手術を
受けて頂くことができます。ヘルニアで困っている方は気軽に受診して下さい。

診察日時

時間:毎週水曜日 受付:9:00~11:00

場所

外科外来

担当医

担当医
岡﨑雅也

所属学会
日本外科学会専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医
消化器がん外科治療認定医
日本消化器内視鏡専門医
日本ヘルニア学会
茨城ヘルニア研究会世話人