平成30年度 霞ヶ浦医療センター 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 164 58 201 442 551 494 785 1317 993 286
平成30年度退院患者さんの人数を10歳刻みの年齢階級別に集計しています。年齢は入院時の満年齢です。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 70 3.81 3.43 0 71.71
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1あり 51 2.00 2.04 0 57.75
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 36 32.58 20.92 5.56 86.03
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 副傷病なし 29 15.14 6.62 0 62.76
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 26 36.35 19.06 0 74.35
当院呼吸器内科は、常勤医5名、非常勤医2名の体制で、ほぼすべての呼吸器疾患に対応しております。肺癌の診断、超音波気管支内視鏡検査、局所麻酔下胸腔鏡、免疫療法をはじめとした化学療法、放射線治療をはじめ、緩和治療も対応しております。その他、難治性気管支喘息に対する気管支温熱療法も県内で唯一実施できる機関です。慢性呼吸不全に対する在宅酸素療法、非侵襲的進行呼吸器なども積極的に導入しております。高齢化に対応し、高齢者の肺炎、関連する嚥下障害に対しても積極的に取り組んでおります。呼吸器疾患含め、お困りのことがありましたら、ぜひ気軽にご相談ください。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 副傷病なし 179 2.47 2.67 0.56 69.65
060035xx99x00x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 118 1.38 7.55 0 65.69
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 113 2.65 7.75 0 69.35
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 45 17.89 10.08 0 77.16
060241xx99xxxx 痔核 手術なし 30 1.00 4.99 0 68.13
消化器内科とは、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸等の消化管の疾患から、肝臓、胆嚢、膵臓などの消化器全般を取り扱う診療科です。疾患として頻度が多いのは、大腸ポリープなどの小腸大腸良性疾患や憩室疾患です。治療手技として多いのは、大腸ポリープに対する粘膜切除術、肝癌に対する化学塞栓療法、胆管結石や胆管癌に対しる胆管ステント留置術などです。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1-1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 58 4.5 3.01 5.17 70.95
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 54 34.59 17.66 1.85 85.7
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 20 17.55 12.58 0 83.3
050070xx99000x 頻脈性不整脈 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 18 10.39 7.54 0 70.5
130060xx97x00x 骨髄異形成症候群 手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 15 5.47 15.42 0 78.27
狭心症や慢性虚血性心疾患に関しては、主に外来で運動負荷試験などにより病状の評価をまず行い、陽性例では、2泊3日の入院で冠動脈造影検査を施行し、病変に応じて、経皮的冠動脈形成術(ステント留置術)を行っています。心不全に関しては薬物療法を軸に行っています。また、心臓リハビリテーションチームによる循環器疾患の回復期治療や再発予防を中心とした診療も行っているとともに、高度医療については、筑波大学との迅速な情報交換のもとで対応しています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病な 83 7.06 6.17 1.2 0
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 副傷病なし 15 2.53 6.19 0 1.73
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重1500g以上2500g未満) 手術なし 手術・処置等2なし 14 10.57 11.32 0 0
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 手術・処置等1あり 10 1.9 2.14 0 4
030425xx99xxxx 聴覚の障害(その他) 手術なし - - - - -
常勤医1名のみの体制であるが、産科で分娩を行っているため、病的新生児のケア、リスク分娩の立ち会いのため、毎日オンコールを行っている。平日は毎日一般外来を午前中と夕方に行い、さらに夜7時まで急患対応をしている。また、土日、祝日は、午前中のみ、小児の急患対応を行っている。非常勤医師により循環器、内分泌の専門外来を月に1~2回行っている。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 82 3.27 4.96 1.22 67.89
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 副傷病なし 54 2.3 2.67 0 72.48
060035xx99x00x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 37 3.11 7.55 0 71.3
060100xx99xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 手術なし 34 1.18 2.99 0 72.47
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 30 2.23 7.75 0 71.47
霞ヶ浦医療センター外科では消化器疾患の他、救急疾患等、広い領域の疾患に対してもきめ細かい診療を展開しております。消化器内科医師,看護師など,他職種の職員と共に最善のチーム医療を提供しています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 78 41.53 26.30 5.13 8324
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 副傷病なし 62 42.24 19.61 3.23 82.13
160620xx01xxxx 肘、膝の外傷(スポーツ障害等を含む。) 腱縫合術等 16 21.38 14.27 0 38.63
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 15 33.07 24.26 0 74.67
160610xx01xxxx 四肢筋腱損傷 靱帯断裂形成手術等 15 25.27 18.92 0 66.67
高齢化に伴い増加している大腿骨近位骨折を受傷された患者様に対しましては、早期に手術および術後のリハビリテーションを行うことにより、早期に歩行能力を回復させるように努めています。脊椎の骨折に対しても状態に応じて入院加療を行っています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 161 6.66 4.79 0.62 60.96
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 143 10.24 3.20 0 42.94
120010xx99x40x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2-4あり 副傷病なし 73 2.19 4.85 0 67.95
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 71 5.93 9.87 0 42.58
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2なし 64 3.16 6.16 0 40.28
当科では、先進医療の「高周波切除器を用いた腺筋症核出術」を行っており、全国から子宮腺筋症の患者様の紹介があります。この手術で磨いた経験や技術は周辺の医療施設から高い信頼を得ており、子宮筋腫・子宮内膜症などの良性疾患で手術を必要とする方が多数、紹介されております。最近は、従来の開腹手術に加えて、腹腔鏡下の手術にも力を入れており、症例数を積み重ねております、子宮頸癌・子宮体癌・卵巣癌の方の紹介も多く、悪性腫瘍手術を行っている関係で、化学療法のための入退院も非常に多くなっております。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 216 2.03 3.15 0 77.33
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし - - - - -
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 - - - - -
020210xx99x0xx 網膜血管閉塞症 手術なし 手術・処置等2なし - - - - -
020320xx97xxxx 眼瞼、涙器、眼窩の疾患 手術あり - - - - -
眼科では白内障を中心に入院診療を行っておりますが、眼瞼下垂などの外眼疾患、動脈閉塞に対する点滴治療なども行っています。また、麻酔科と連携して全身麻酔下での手術にも対応しております。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 13 5.92 5.43 0 37.46
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 12 3.83 5.10 0 66.5
030428xxxxxxxx 突発性難聴 11 8.55 9.02 0 51.82
030390xx99xxxx 顔面神経障害 手術なし 10 8.2 9.26 0 52.3
030240xx01xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 扁桃周囲膿瘍切開術等 - - - - -
耳鼻咽喉科は現在一人体制のため、手術やがん治療は行っていません。急性扁桃炎、めまい、突発性難聴などの疾患で、外来治療が困難な患者さんに対して、入院治療を行っています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 副傷病なし 32 2 2.53 0 71.03
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし - - - - -
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし - - - - -
11022xxx99xxxx 男性生殖器疾患 手術なし - - - - -
11012xxx99xx0x 上部尿路疾患 手術なし 副傷病なし - - - - -
霞ヶ浦医療センター泌尿器科ではこれまで常勤医師1名と非常勤医師で、尿路感染症、前立腺肥大症、過活動膀胱、泌尿器癌等の一般的な泌尿器科診療を行っていましたが、女性医師1名が常勤医師として増員になり、平成31年1月から専門外来として女性泌尿器外来を開設しております。女性泌尿器外来では尿失禁、骨盤臓器脱、間質性膀胱炎等の専門的な診療を行っております。
総合診療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 14 23.36 20.92 21.43 86.86
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 11 8.18 12.58 9.09 82.18
130090xx97x0xx 貧血(その他) 手術あり 手術・処置等2なし - - - - -
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし - - - - -
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし - - - - -
総合診療科は臓器別の枠にとらわれず、患者さんのニーズに合わせて医療を提供することを心がけています。気管支炎・肺炎などの呼吸器疾患や腸炎・憩室炎等の消化器疾患、原因不明の発熱・症状や複数の問題を抱えているケースなどに対し、必要に応じて専門診療科の先生方と連携をとりながら幅広く内科的疾患を診療できるよう取り組んでいます。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 20 5 7 20 30 10 1 6,7,8
大腸癌 8 27 26 25 50 39 1 6,7,8
乳癌 - - - - - - - -
肺癌 3 4 18 49 31 26 1 6,7,8
肝癌 3 3 2 2 4 18 1 7,8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大がんと呼ばれる胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がんの患者さんの数を、初発の UICC 病期分類別、および再発に分けて集計しています。 UICC 病期分類とは、UICC 病期分類国際対がん連合によって定められた、①原発巣の大きさと進展度、②所属リンパ節への転移状況、③遠隔転移の有無の 3つのカテゴリによって各がんをⅠ期(早期)からⅣ期(末期)の 4病期(ステージ)に分類するものです。2018年度に退院した患者さんを集計し、集計対象期間中に複数回入院された患者さんはそれぞれ集計をしております。「初発」とは、当院において当該腫瘍の診断、あるいは初回治療を実施した場合を指します。「再発」とは、当院・他施設を問わずに初回治療が完了した後、当院にて患者を診療した場合や、がん寛解後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 15 13.20 53.67
中等症 71 29.01 79.82
重症 21 31.43 87.57
超重症 10 24.2 82.8
不明 - - -
市中肺炎の定義として、 DPCデータの入院契機病名および最も医療資源を投入した傷病名が肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(DPCコード6桁が040080に相当)で、さらにその中でもICD10コードがJ13~J18(肺炎レンサ球菌による肺炎、インフルエンザ球菌による肺炎、その他肺炎)で始まるものとしています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 5 49.4 77.6 0
その他 2 6.5 61.0 14.29
脳梗塞等の分類になり、脳神経外科の患者さんが中心となる集計です。とりわけI63$(脳梗塞)に分類される症例の割合が高く、特に発日から3日以内の急性期脳梗塞が集計対象全体の6割を占めます。
脳梗塞とは、脳の血管が詰まったり何らかの原因で脳の血のめぐりが低下し、脳組織が酸素欠乏や栄養不足に陥り経過した結果、その部位の脳組織が壊死(梗塞)してしまったものをいいます。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
呼吸器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K508-3 気管支熱形成術 19 0.95 5.47 0 59.79
K496-4 胸腔鏡下膿胸腔掻爬術 - - - - -
K386 気管切開術 - - - - -
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) - - - - -
K331 鼻腔粘膜焼灼術 - - - - -
当院呼吸器内科は、常勤医5名、非常勤医2名の体制で、ほぼすべての呼吸器疾患に対応しております。肺癌の診断、超音波気管支内視鏡検査、局所麻酔下胸腔鏡、免疫療法をはじめとした化学療法、放射線治療をはじめ、緩和治療も対応しております。その他、難治性気管支喘息に対する気管支温熱療法も県内で唯一実施できる機関です。慢性呼吸不全に対する在宅酸素療法、非侵襲的進行呼吸器なども積極的に導入しております。高齢化に対応し、高齢者の肺炎、関連する嚥下障害に対しても積極的に取り組んでおります。呼吸器疾患含め、お困りのことがありましたら、ぜひ気軽にご相談ください。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 191 0.45 1.34 0 69.74
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 27 1.63 17.7 7.41 77.48
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 24 3.63 7.13 0 78.04
K6872 内視鏡的乳頭切開術(胆道砕石術を伴う) 22 6.32 13.82 0 76.73
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 20 1 10.45 0 66.9
消化器内科とは、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸等の消化管の疾患から、肝臓、胆嚢、膵臓などの消化器全般を取り扱う診療科です。疾患として頻度が多いのは、大腸ポリープなどの小腸大腸良性疾患や憩室疾患です。治療手技として多いのは、大腸ポリープに対する粘膜切除術、肝癌に対する化学塞栓療法、胆管結石や胆管癌に対しる胆管ステント留置術などです。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 15 2.47 6.27 6.67 76.73
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 11 7.18 16.45 0 82.64
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 10 0.1 9.3 0 68.3
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 - - - - -
K596 体外ペースメーキング術 - - - - -
主に冠動脈造影検査を施行した後に、病変に応じて、経皮的冠動脈形成術(ステント留置術)を行っています。なお、待機的治療における入院期間はおおよそ3泊4日です。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 65 0.98 1.06 0 66.05
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 57 0.26 1.14 0 72.79
K7193 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) 29 8.69 22.93 6.9 76.79
K672 腹腔鏡下胆嚢摘出術 27 3.07 4.26 0 68.63
K6335 鼠径ヘルニア手術 16 1 1.38 0 74.19
霞ヶ浦医療センター外科では消化器疾患の手術やヘルニア手術を多く行っております。特に腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術に力を入れております。消化器内科医師,看護師など,他職種の職員と共に最善のチーム医療を提供しています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 61 1.77 38.18 4.92 82.87
K0811 人工骨頭挿入術(股) 24 1.75 38.83 4.17 82.63
K0821 人工関節置換術(膝) 24 1.29 32.17 0 74.79
K0462 骨折観血的手術(下腿) 14 3.07 19.64 7.14 42.57
K080-41 関節鏡下肩腱板断裂手術(簡単) 12 1 22.25 0 67.75
高齢化に伴い増加している大腿骨近位骨折を受傷された患者様に対しましては、早期に手術および術後のリハビリテーションを行うことにより、早期に歩行能力を回復させるように努めています。変形性関節症(股関節・膝関節)に対する人工関節手術などの分野においても、筑波大学附属病院と連携して専門的な診療を行っています。肩関節や膝関節の疾患に対して、鏡視下手術も多数行っています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8721 子宮筋腫摘出(核出)術(腹式) 124 1.9 8.02 0 38.5
K877 子宮全摘術 109 1.94 8.08 0 49.17
K867 子宮頸部(腟部)切除術 63 1.02 1.14 0 40.38
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 54 8.22 7.8 0 32.98
K872-3 子宮内膜ポリープ切除術 51 1.12 1.14 0 38.9
当科では年間800件を超える手術を行っております。その中でも多いのが、子宮筋腫や子宮内膜症の方に行う子宮全摘術ですが、子宮温存希望が強い方には可能な限り子宮筋腫核出術で対応しています。子宮頸部スメア異常での紹介も多く、子宮頸部円錐切除術が多くなります。近年の分娩に対する安全志向は帝王切開数を増加させており、1人目で帝王切開した方への2回目の帝王切開が増えております。不妊症で近隣施設を受診して子宮内膜ポリープを指摘され、当科で子宮鏡下子宮内膜ポリープ切除術を受ける方が多くなっております。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 216 0 1.03 0 77.26
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) - - - - -
K2821イ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(縫着レンズ挿入) - - - - -
K2172 眼瞼内反症手術(皮膚切開法) - - - - -
K2822 水晶体再建術(眼内レンズを挿入しない) - - - - -
入院手術は白内障手術を中心に、緑内障手術等も行っています。また、外来日帰り手術でも白内障手術や眼瞼下垂などの外眼手術も積極的に行っています。御不安なく手術を受けて頂けるよう十分な説明、丁寧な診察を心がけております。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 10 1 5.4 0 75.4
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K860 腟壁形成手術 - - - - -
K797 膀胱内凝血除去術 - - - - -
K8411 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用) - - - - -
霞ヶ浦医療センター泌尿器科ではこれまで常勤医師1名であったため、手術としては膀胱腫瘍等に対する経尿道的切除術や尿管ステント留置術、陰茎や陰嚢の手術を中心に行っていましたが、女性泌尿器外来開設後は尿失禁や骨盤臓器脱に対する手術も積極的に行っております。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 1 0.02
異なる 4 0.08
180010 敗血症 同一 4 0.08
異なる 4 0.08
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる 1 0.02
180040 手術・処置等の合併症 同一 7 0.13
異なる 1 0.02
合併症については、手術や処置等を行う際に細心の注意を払い施術を行っております。
考え得る合併症については、事前に患者さんやご家族へ説明をさせていただいた上で、手術や処置等の実施に同意を得て頂けるよう努めています。
更新履歴